コーラもポテチも「ミス」と「クレーム」から誕生した!
====前回ポイント=============
★「トラブル・失敗・ミス」は大きな成功を呼ぶ
キッカケに成り得る。
★「ノーベル賞」も、ミスがキッカケでの発見
が多数ある。
★ポイントは「ミス」から「何を見出せるか」にある。
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☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ミス・クレームから世界的な製品が出来た事例
1.コカ・コーラ
2.ポテトチップス
3.ポスト・イット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
コカ・コーラ、誕生秘話
世界中でコカ・コーラを知らない人は
いない程、ロングセラーの清涼飲料水です。
このコカ・コーラが誕生したのは
1886年、アメリカのジョージア州アトランタ
で、薬剤師のジョン・ペンバートン博士が
あくまで「薬用」として発明しました。
かつ麻薬中毒者が多数出て社会問題化していました。
そんな時代なのでお酒の代わりになり、かつ
薬にもなるモノを薬剤師のジョンは模索していました。
コカの葉とコーラの実に「水」を混ぜて
試作を繰り返していたが、
ちょっとした間違いで手元が狂い
原料に『水ではなく』【炭酸水】を入れてしまい
最初は「失敗した!!」
と捨てようとしたが、物好きな従業員が
一口飲むと、これが何とも言えない美味で
今まで飲んだことの無い「清涼感」がありビックリ。
そこで、ジョンは一杯5セントで売り出したのが
コカ・コーラの始まりです。
売上は、1日たったの9杯だったが、
約134年後の現在、約19億杯以上の
コカ・コーラ社製品が世界中で愛飲されています。
当初の目的は「薬」だったこと、と
「ミズ=水」を加えるところ、誤って【炭酸水】
を入れる・・・
という二重の「トラブル」があったからこそ
世界中で愛されている現在のコカ・コーラが
あるのです。
ここで注目すべきは、間違って「炭酸水」を
入れてしまい「失敗」したのに
好奇心から「飲んでみた」ことです。
ポテトチップスの誕生は?
「ポテトチップス」がどうやって誕生したか、
知ってますか?
ポテチは、日本でも老若男女、知らない人はいない
ほどポピュラーなスナック菓子です。
この「ポテトチップス」が、誕生したのは
アメリカの大富豪とヤケクソ・シェフの
組み合わせだったのです。
1853年に、セレブ御用達のニューヨーク州は
サラトガ・スプリングスのホテルで
料理人のジョージ・クラムが、当時アメリカ屈指の
大富豪に「フライドポテト」を出しました。
このフライドポテトは、クライムの自慢の一品だったのですが
それを食した大富豪が
「このフライドポテトは、ぶ厚すぎて、食えたもんじゃない! もっと薄くしてくれ!」
と、フライドポテトが「厚すぎる」とクレーム・・・
クライムは、薄くしたフライドポテトを出しますが
何度出しても、「まだ厚すぎる」の繰り返し・・・
とうとう、頭に来てヤケクソになったクライムは
これ以上絶対に薄く出来ない紙の様なフライドポテトを
揚げて
「ざまあみろ!フォークで切れないだろう!!」
と内心思ったのですが、なんとこれが
「美味い!! これだよ、これ!!」
と大富豪のみならず多くのお客さんに大好評!
クライムは、ヤケクソで「ポテトチップ」を偶然作ったのですが
後年、「ポテトチップ」専門店を出したほど、大ヒット!
こんなウソみたいな偶然で、おやつや、お酒のツマミに
欠かせない現在の「ポテトチップス」が生まれたのです。
何が幸いするか、分からないものです。
大失敗作が、世界的な大ヒット商品になった
最後の実例は「ポスト・イット」です。
ポストイット、誕生秘話
「ポスト・イット」は、今では事務所に必ずありますよね。
研究員スペンサー・シルバーが1969年に
「絶対に剥がれない接着剤」を開発しようとしていました。
しかし、何度やっても「絶対に剥がれない接着剤」は
出来ず、失敗作の山になっていました。
そんな失敗作の中に
「良く付くけど、すぐに剥がせる」
変わった接着剤もありました。
スペンサーは失敗作である「良く付くが、簡単に剥がせる」
接着剤は、何かに使える、、と思い
同じ研究員のアート・フライ氏に見せました。
フライは「こんな接着剤、使える訳ないじゃん・・」
とケンモホロロでNG・・・
このまま、この変わった接着剤はお蔵入りするか・・
と思われていたのですが、
5年後に、教会の讃美歌隊だったフライ氏が
讃美歌集にしおりを挟んで練習する習慣がありました。
このしおりが、いつも落っこちて、いつも
イライラしていました。
そんな時に、フライ氏は5年前に見た
シルバーの作った「良く付くが、すぐに剥がせる」
接着剤を思いだし、
「あれを、讃美歌集のしおり」にすれば
とっても便利だ!!
と閃いたのです。
そこから、商品化までは、マーケッターの
反対や、最初は全然受け入れられなかったり・・
製造部門からは「こんな変わった接着剤を製品化
するのは無理だ」と反対されました。
だがシルバーは、逆に「そんなに作るのが難しいのなら
我が社で製品化すれば、他社には真似が出来ない!」
と喜んだそうです・・・
紆余曲折あり、一時は3M社内で「このプロジェクトは中止!」
の寸前まで行ったのですが
シルバーとフライの執念で
大手企業の会長や社長秘書に「無料で配り」
大好評を得て、とうとう
1980年、この奇妙な接着剤は
「良く付くが、すぐに剥がせる付箋紙」
ポスト・イットとして全米に販売され
大好評を得て、世界中に広がったのです。
ポスト・イットは失敗作を、閃きと執念で
世界的ヒット商品にした良い例です。
「トラブル・失敗」を喜べれば、あなたも億万長者!
「また、トラブルかよ!!
勘弁してよ!!
お前、トラブルメーカーだな」
こんなことを言われて、凹んだ経験ありませんか?
もしくは、こんな「トラブルメーカー」が
あなたのそばにいませんか?
「トラブル」と言っても、色々な種類があります。
ビジネスや人生全般で「トラブル」と言えば
予定通りに物事が進まないこと、や
対人関係での口論、イザコザ、揉め事、
果ては法廷闘争や殺人に至るトラブルまで
大小様々です。
命に関わるトラブルや裁判沙汰になるような
深刻なトラブルには「事前防止」策は必要です。
ただ、それ以外のちょっとしたミスや間違い
によるトラブルは、むしろ「歓迎する」位のマインド
を持てる人の方が大成功出来ます。
なぜなら、ミスや間違いには、不思議と
「神の配剤」としか言いようがない
チャンスが含まれていることが、とても多いからです。
特に、何かを追求していたり、問題を解決しようと
一生懸命に努力した結果のミス、間違いは
大発見、大発明のキッカケを運んで来ます。
ノーベル賞を受賞した「発明、発見」の多くも
実は「ミス、トラブル」がキッカケになったものが
沢山あります。
たとえば、
江崎 玲於奈(1973年 ノーベル物理学賞)
江崎さんが、東大から博士の学位をもらうキッカケ
になったのが、新しい電子デバイスであるトンネルダイオード
=エサキダイオードを誕生させた
「トンネル効果」を実証したことにあります。
この歴史的な発見も
最初は実験の過程で弟子が
「先生、大失敗しました・・・」
と非常識なデータの結果を江崎さんが
見逃さず、拾って探求した成果です。
つまり常識と真逆の結果を「失敗」で済まさず
「なぜ?」と好奇心を持ったからこそ
世紀の発見、発明が出来た訳だ。
(出典:www.shmj.or.jp)
その他、下記のごとくノーベル賞級の発見、発明は
多くが非常識な「失敗=トラブル」がキッカケに
なっています。
・田中 耕一(2002年 ノーベル化学賞):間違った試料を混ぜてしまったが、捨てるのは勿体ないと思ってテストしたら、目的のタンパク質の質量解析ができていた。
・白川 英樹(2000年 ノーベル化学賞):韓国人留学生が指示を間違えて
1000倍の濃度で実験。「失敗した」ともって来た生成物の価値を見抜いて、実験を続け「高伝導性プラスティック」への発見へとつながった。
(出典:日経サイエンス)
・ジョン・バーディーン(1956・1972年 ノーベル物理学賞)
ウィリアム・ショックレーのもとで半導体での信号増幅実験をしているとき、ミスで電極をくっつけてしまったが、そこで大きな増幅効果が見つかり、状況を解明してトランジスタの発明に。
(引用元:Diamond Online)
文字通り「失敗は成功の始まり」です。
但し、こうした事例は、ただのラッキーではない。
共通しているのは
1)情熱と集中力
「課題」に対して強烈な情熱を持ち、何とか解決しようと努力を継続していること。
2)細心の注意力
日々、1つの課題、問題に取り組むことで神経が研ぎ澄まされ
どんな些細なことも見逃さないマインドが出来上がっていること。
3)失敗を見逃さず活かす
「失敗」を悔やんだり、怒ったりせず
「なぜ、失敗したのか?」
「他に転用出来ないのか?」
など、とても柔軟性があるシナヤカな感性と
子供の様な純真さを持ち合わせていること。
ビジネスでも、人生全般でも、
「情熱ある執着心」と「しなやかな感性」を持って
トラブルや失敗に対応出来れば、あなたも
幸せに成功できるはずです。
次回は、こうした「失敗、ミス」から生まれた
世界的な「食べ物」や食品についてお贈りします。
自分にコントロール出来る事だけに集中すれば成功する。~松井秀喜の名言より
記者に
「スランプの時、新聞で辛辣に叩かれるけど、気にならないのか?」
と聞かれた時に彼は
「自分にコントロールできないことは一切考えないですね。考えても仕方ないことだから。
自分にできることだけに集中するだけです。」
と答えました。
メンタル面でも超一流であることを、この一言が表しています。
つまり「自分のバッティグンが不調で、マスコミに叩かれても『叩くのは止めてくれ!』とは頼めないし、
ファンから罵声を浴びせられても、それも止められない・・そう、
「他人の評価」は「自分ではコントロール出来ない」
だから、考えても意味がないし無視する。
※おそらく松井さんは「批判記事は見ていなかった」と思います。
自分に出来る事は
「どうすればスランプを脱し打てるのか?」
だけを考え、練習し、何千回も素振りをして
「打席で集中すること」
だと「自分の出来る事」に130%集中しているんです。
しかし、
僕ら凡人(アッ!ごめんなさい、一緒にしちゃって・・)
は、気が付かないうちに
「自分ではコントロール出来ない事」
を何とか変えようと必死の形相で努力して
無駄に終わり、エネルギーを消耗した挙句に
自己嫌悪で落ち込んだりしています・・・
自分でコントロール出来ない事の具体例は?
「自分ではコントロール出来ない事」の
代表が「他者」です。
子供に、いくら勉強しろ!と言っても「言う事を聞かない」
と嘆いたり、
上司が、自分の言い分を全然聞いてくれない・・
などの愚痴は(良く分かりますけど・・・)
「他者」を自分の思い通りにコントロールしようと
しているから、出てしまうのです。(私も愚痴りますけど・・・)
「他人」(家族でも、子供でも別人格ですから)は自分にはコントロール出来ません。
唯一出来る事は自らのやるべきことに集中して
他者に「行動で示して」(背中を見せる)
影響を与えることだけです。
時間の経過も基本的にコントロール外
次にコントロール出来ないことが
「時間の経過」です。
例えば、歳を取り最期は死を迎えるのは
自然の摂理ですから、どう抗っても
完全に制御することは出来ません。
「不老不死」は古来から中国の皇帝が追い求めたり
現代でも「美容整形」したりヒアルロン酸等の
注射をしたり人工的に「老い」(という時間の経過)
をコントロールしようとする試みがありますが
返って不自然に「醜く」なってしまうことも多いです。
時間の経過と共に「老いる」ことは、人間のコントロールを
超えているので、それを無理やり制御しようとしても無駄な抵抗です。
それよりは「老いる事」を素直に受け入れ
自然体で「良い老い方」をしている人の方が素敵だと思います。
例えば、エリザベステーラーより、オードリーヘップバーンの
晩年の方が「美しい」と私は感じます。
過去もコントロール外
また、どんな失敗や不運なことが起こっても
「起ってしまったこと」もコントロール外のことです。
つまり
「過去に起ってしまった事実」は変えようが無いので
過去の醜態や失敗をいつまで経っても
クヨクヨしたり悔やみ続けたても
「時間と労力の無駄」です。
また
✖「アイツのせいで・・・」とか
✖「なんて、運が悪かったんだ・・・」とか
✖「景気が悪かったから・・・」とか
他に責任転嫁にしても
何の進歩もなく思考停止から停滞、退化に向かうだけです。
それよりは「見方を変えて」
「ああ、あの当時は大失敗だと思ったけれど
今思えば、あの経験があったからこそ今の成功があるんだ」
と思える人の方が、段違いに「幸せ」です。
幸せに成功している人たちは・・
一番幸せに成功している人は
「たった今、自分に出来る事」に全神経を集中しているのです。
そんな「フロー」の状態が頻繁に起こる様に
「いま、私たちに出来る事に集中」する習慣を付けましょう!
「完璧主義」に逃げるな!~完璧主義は「夢の殺し屋」=恐怖心に過ぎない。
完璧主義=「夢の殺し屋」、それは単なる「恐れ」に過ぎない!
※今日の名言
完璧主義は「夢の殺し屋」だ。なぜって「完璧主義」はベストを尽くそうと装った単なる「恐れ」だから。ただそれだけのことだ。
(マスティン・キップ)
▼カンペキ子:
「部長、このプレゼン資料、この部分の数字がまだ『完璧になってない』
から、お客さんに見せられませんよ!」
△塩梅部長:
「うん、確かにそうだね。でも、その数値の部分は本質じゃ
なくて枝葉末節の補助データだし、何よりお客様の希望【納期】に
間に合わなくなるから
『取り敢えず、今のままで良いよ』」
「それより、今回の提案の目玉のこの論拠がちょっと弱いな、、
お客に「それ、本当に出来るんですか?」と突っ込まれた時に
自信を持って「出来ます。なぜならば・・・」という理由付けを
しっかりバックアップとして持っていた方が良いよ。」
カンペキ子:
「・・・・・ 分かりました・・・」
何でも、カンでも
「完璧に仕上げないと」気が済まない人がいる。
いわゆる「完璧主義者」だ。
学校のテストなら、〇か✖かで「ゼロ点」か「満点」かと
白黒が、デジタルにはっきり分かる。
でも、世の中の仕事、ビジネスの大半は、〇か✖か
より、中間色の「グレーゾーン」での戦いがほとんどだ。
だから仕事で「完璧主義」は、やったらイケない。
勿論「仕事の本質部分」や「中核」は手を抜いちゃ
話にならないから、そこは150%のエネルギーを集中して注ぎ込むべきだ。
でも、それ以外の「本筋じゃない部分」は「適当に手を抜いて」
「良い塩梅」で良しとする、のが出来るビジネスパーソンだ。
そもそも「完璧」って何だ?
って話で「何を基準」に「誰が」【完璧】だと決めるんだろうか?
例えば、
部屋の掃除をする、としても
床掃除だけで「今日は完璧な掃除が出来たわ! 私って凄い!」
という人もいるだろうし
「今日は、床掃除だけしか出来なくて「台所」も「浴室」や「トイレ」も出来てないから、私って最低!!」
と自分を責める「完璧主義者」もいるだろう。
【完璧の基準】は、人それぞれだし、同じ人でも状況で変わってくる。
分かり易く言えば、あなたにとっての【完璧】は【幻想】であり
無いモノを求めても、それは「永遠にやって来ない」んだ。
◆一番まずいのが
「これをやってから、、」
「この準備を完了してから、、」
じゃないと【完璧な作品】にならないから、といって
【先延ばし】して、一日経ち、二日経ち、気が付くと半年経っても
「何もやっていない」
なんて【幻の完璧主義】に逃げ込み【先延ばし病】になることだ。
偉そうなことを言っている私自身も
「あれホームページも作らなきゃ、あのセールスレターも書かなきゃ・・
でも、その前に「悪魔のコピーライティング術」って✖本を読み終わってから、完璧な準備をしてから」にしよう・・・」
なんて「偽りの完璧主義」と「先延ばし病」の合併症になることあるから、良く分かるんだよね・・・
「完璧主義」「先延ばし病」の原因とは?
◆そもそも、私たちは
「なぜ【完璧主義】になったり、ジリジリと
【先延ばし】するのだろうか?」
それは「結果」が出る事が「怖い」からだ。
そう、例えば「セールスレター」を、どんなに不完全だと
思っても、今出来る範囲で完成させて【世の中に売り出して】
みると「売れるか」「売れないか」の【結果】が明白に出る。
自分の今の実力が、白日の元にさらされる訳だ。
「今の自分の本当の姿」や「世の中の評価」を受けるのが怖いから
「まだ準備が整ってなくて完璧じゃないから、先延ばししてるだけだ」
そう「このままじゃ、売れないけど、もう少し準備して完璧にすれば
必ず売れるはず」と
【完璧主義】という、一見聞こえの良い【幻に逃げ込んでいる】だけなんだ。
それでは、永遠に「結果」は出ないし「失敗しない」代わりに決して「成功することは無い」
成功する人は、
躊躇なく(図々しいくらい)バンバンと大量に出しているものだ。
30点くらいの出来栄えで
スピーディーに商品を作ったり、コピーで売りまくり
世の中の「反応」(売れるか、売れないか)を、ドンドン試してみる。
「売れない」結果=一時的な失敗=が出たら、
「なぜ、売れなかったんだろう?」
とお客の立場になって考え
どんどんと改良、改善し、40点、50点とグレードを上げて
いき、懲りずにドンドン大量に売り続ける。
すると、少しは売れだし(良い結果が出る)
お客様の生の声も聞け
「売れなかったモノ」と「売れたモノ」の差をじっくり考え
「違い」を埋める作業をして
全体のレベルが波及的にアップしていく。
すると、ある時点(臨界点)を超えると
爆発的に売れ出す瞬間が訪れる。(核反応の「メルトダウン」と似ている)
ともかく「30点」の出来栄えで良いから
どんどんと「あなた自身」を世の中に問うてみて
それから「修正・改善」していけば良いのだ。
【不完璧主義】の方が圧倒的なスピードで勝ち進むのがビジネスの世界なので、あなたも「30点主義」(これが本質)で、スピーディーに売りまくってみて下さい。
※今日の名言2
完璧主義とは、根本において、細かすぎることへの
深い愛情ではない。それは「恐れ」なのだ。
ミスすることへの恐れ。
誰かを失望させることへの恐れ。
失敗することへの恐れ。
成功することへの恐れのことだ。
(マイケル・ロー)
・もし君が完璧さを求めるなら、君は決して満足しないだろう。
なぜって「完璧」は幻想に過ぎないから。トルストイ
ビリだった息子がトップになったのは・・このパワー、商売も同じ!
フォーキャスを1つに絞れ
「成績,全科目全然ダメだよ~~
お父ちゃん!
どうすりゃ、テストで良い成績を取れる様になると思う?」
日曜の晩に、中学2年の息子が深刻そうな顔で、
英語、数学、理科など全教科のテストが平均以下で、
苦手な算数はゼロ点、全体でも下から数えた方が早い「成績表」
を出しながら
半べそで相談に来た・・・
そこで、私がひらめいたのは
ビジネスで有名な
一言で言えば
弱者が強者に勝つためには
「パワーを得意な一点に集中し、敵の弱い
「一点」を突破すれば、そこから強敵でも総崩れし弱者でも強者に勝てる。」
という「戦い」の方程式だ。
そこで、息子にまず聞いてみた。
▼私:「タックン(息子のあだ名)が一番好きで、得意な学科はなあに?」
△息子:「うううん、そういわれてもなぁ~~
みんな苦手かな・・・」
▼私:「それでも、少しはこの科目はやってて分かるし、面白いし
他の学科より得意かも、ていう科目があるでしょ!」
△息子:「うん、そう言われれば【英語】は比較的好きだし、テストの
成績もちょっと良いかも」
▼私:「そしたら、この三ヵ月は
「英語の勉強」だけに一点集中してクラスで一番を目指してみなよ」
△息子:「エッ!!英語以外はやらなくていいの?」
▼私:「そう、
【英語だけに120%、パワーを集中する】んだ!
英語なら、お父さんも教えてあげるからさ」
△息子:「ウン、分かったそうしてみるよ!」
こうして半年後、息子は見事に
英語で「満点」を連続して取れるように
なり、その後なんと、それに引きずられる様に、大嫌いで苦手だった
数学も、少し分かる様になりだし、成績も良くなりだした。
「一点突破・全面展開」だ。
◆「ビジネス」で最もダメなのが
✖「あれこれ、出来る事は何でもやって・・・」
その結果、全てが中途半端なままで、結果が出ない。
こんな状況では、一生かかっても「成果」は出ないし
「幸せに成功」出来ない。
あなたの「得意分野」だけに120%コミットして
一点に全精力を集中し、一点突破を図ってほしい。
「失敗しない事」こそが失敗~嫌でも成功する唯一の道とは?
「失敗するの、怖いしヤダよ!
もう、やらないし、学校も行かないもん!」
と小学校3年になる息子が、半べそを
かいて母に訴えかけた。
体育の授業で「逆上がり」が全然出来ずに
「学校行かない!」
とまで言いだしている。
息子は、大好きな片思いの花子ちゃんも
見ている大勢の前で
「逆上がり」が出来ずにブザマな醜態をさらすのは死ぬほど恥ずかしいし、どうしても避けたいことなのだろう。
◆子供ではなくとも、
誰しも「失敗すること」は
怖いし、恥ずかしいし、嫌なモノだ。
しかし「失敗して恥ずかしい」からヤラナイ!
と全てのことを避けていると成長が止まってしまう。
◎出来なくともチャレンジする。
◎やれるまで、トライし続ける。
◎出来る人に教わる、手助けしてもらう。
ありとあらゆる手段を使えば
世の中に「出来ないことは、ほとんど無い」
嫌がる息子を人気のない公園に連れて行き
「逆上がりの特訓」を3日間やらせた。
三日目の夕方、、息子は
「とうちゃん逆上がり出来よ!!」
と満目の笑みを浮かべ、興奮して成功を教えてくれた。
◆そもそもビジネスや人生で
「失敗すること」って一体なんだろうか?
✖お金を失う事?
✖騙されること?
✖倒産すること?
✖仕事でヘマして無一文になること?
✖彼女に振られること?
✖病気になること?
✖怪我すること?
✖死ぬこと?
全て「目標が達成出来なかった」
「思った様な成果が上げられなかった」
という点では「失敗」だろう。
でもたとえビジネスに失敗したり騙されて
無一文になったとしても
もう一度、やり直せば良いだけだ。
また、病気や怪我、死などは
そうなる前から「恐れても」全く意味が無い。
取り越し苦労なだけで「時間の無駄」である。
◆『本当の失敗』とは、実は
【失敗しないこと】
なのだ。
どういうことかと言えば
成功者は、誰でも例外なく「数多くの失敗」をしている。
なぜなら、幸せに成功する人ほど
◎「新たな行動」と
◎「新しいことへのチャレンジ」
を、大量にやっているからだ。
真逆に「失敗することを恐れ」
新しいチャレンジや行動を一切せず
家に閉じこもり、食っちゃ寝の同じことを
野生動物の様に繰り返している人は
「生きざま自体」が「失敗」である。
そう「失敗」が多い人こそ
多くの「新しい行動・チャレンジ」をしているからこそ
上手く行かないケースもあり「沢山の失敗」をする訳だ。
◆失敗して「あきらめ」「止めてしまった」ら
その瞬間に「失敗」が確定するが
何度転んでも、あきらめずに【立ち上がり、再挑戦】
し続ければ、それは「失敗」ではなく「プロセス」だ。
成功の秘訣は、とても単純で
☆成功するまで諦めずに【やり続けること】
で、それが出来れば世の中に「失敗」は無い。
何事も、
簡単に諦めて「止めてしまう」人がほとんどだ。
だからこそ、真の成功者は数パーセントと言われるわけだ。
どんなことでも
「俺には必ず出来る」
と根拠のない自信を持ち
「やり続ける人」こそ「真の成功者」になる。
あなたには、是非とも「やり続ける人」になってもらいたい。
あなたがハマる「落とし穴」とは?
====前回ポイント=============
八百屋、ラーメン屋等「リアルビジネス」は
全て「ノウハウ=情報」を併せて売れば
一石三鳥。
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☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
情報を売れない「当たり前の罠=落とし穴」
とは?
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皆が「当たり前の罠」にハマるんだ。
その「当たり前の罠」とは
人間って、長年実際にやってきたことは
自分に取っては「当たり前」過ぎて
「こんなこと、ワザワザ「情報」として買う人がいる訳が無い。」
と思っているんだよね。
大企業含め99%の人たちが
「リアルビジネス」を「情報販売」に置き換える
視点を全く持っていないよね。
例えば、結婚相談所は山ほどあるけど
彼らも「当たり前の罠」にハマっている典型だよ。
だって、結婚相談所には
✖「結婚したい、でもなかなか出来ない」
✖「どうすれば理想の異性と出会え幸せな結婚が出来るのか?」
を日々悩んでいる濃いお客さんが沢山集まっているから、
★「求婚される魅力的な男になる究極の方法」
とか
★「三ヵ月で理想の結婚相手を見つける凄い裏技」
なんて「情報商材」を出したら、バカ受け間違いないでしょ!
そう、多くのリアルビジネスをやっている人たちは
自分を「情報販売者」と認識していないし、そんな気もサラサラないから
こんな、もったいないことが起こっているんだ。
それに、八百屋さんでも、結婚相談所でも
「情報販売」をすれば、相乗効果で「リアルビジネス」も伸びる一石二鳥なんだよね。
つまり八百屋が「若返る野菜ジュース」を教えて「なるほど、そういうことか!」と納得したお客様は
【その場で野菜を買っていく】んだ。
結婚相談所だって、
「3ヵ月で理想の結婚相手が見つかる方法」とかの情報商材(無料提供でも良いけどね)が売れれば
それを買ってくれた購買者の中から何パーソントかは
その結婚相談所にリアルで入ってくれるはずだ。
つまり「情報販売」自体が、お金を頂戴した上で
宣伝と、濃い見込み客を開拓していることにもなっている一石三鳥の波及効果が期待できるって寸法さ。
違う事例で言えば
一般のサラリーマンが
人生で最も高い買い物と言えば
「家」だよね。
そう、憧れの「マイホーム」
でも素人がイザ、家を2~3千万円、場合によれば
5、6千万円で銀行ローンを組んで実行すると
なれば、相当の「知識」と「ノウハウ」「経験」が
本当はいるはずだ。
でも「本当に買う人の立場に立った情報」ってのは
中々世の中には出回っていないよね。
ネット検索すれば、無料で表面的な情報は手に入るけど
本物じゃないし、通り一遍の一般論のケースが多いよ。
これも、リアルで不動産業をやっているなら
「初めてマイホームを買う人が安心して優良物件を手に入れる方法」
とかの情報商材を作れば、高額で売れる可能性を秘めているよね。
ことほど左様に「全てのリアルビジネス」は「情報販売ビジネス」と表裏一体なので、
あなたのリアルビジネスが「情報」として売れないか、是非ともじっくり考えてみて下さい。