この「観察力」無しでは「幸せに成功」出来ない!~成功する観察力の㊙修得ノウハウ!
====前回ポイント====================
「観察力」を習得するには「感動ノート」を書こう
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☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
鋭い「観察力」を養う5ステップ~その1
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前回は「観察力」を身につけることは、
あなたが【幸せな成功】を手に入れる為には
必須なこと、と
「観察力」習得の手法として「気づき感動ノート」
を作ることをお薦めしました。
今日は「観察力」をより確実に習得する5ステップ
をご紹介します。
鋭い観察力習得の5ステップ
1.観察力の重要性を認識する。
観察力=あなたの全世界
まず、周囲の事象を「注意深く観察」する能力
が、成功する為に、いかに大切なパワーなのか、
を十二分に理解することが必要です。
前回も触れましたが
あなたが観察しているモノが
あなたの世界観(現実の世界はコウなんだ、という)を形づくっています。
いわば、あなたの頭脳が「この世は、こんな場所」
と認識する為の「材料」提供者が「観察力」なわけです。
ですから、より深い本質を見抜き、将来も予測する
【洞察力】も、優れた「観察力」がベースになっています。
2.素直な心を持つ。
「鋭い観察力」や「深い洞察力」を得る為には
第一に「素直な心」を持っている事が最重要です。
「素直な心」とは、
自分の損得や、偏見にとらわれず
「物事のありのまま」=「実相」
を真っ直ぐに捉える心のことです。
人には、主観があるし、全員が「色眼鏡」を
掛けて外部の世界を観ています。
ただ、出来うる限り「色眼鏡」の「色」を
「無色透明」にして「ありのまま」を素直に
観れる修練を重ねることが「鋭い観察力」を
習得するためには、とても大切です。
3.常識を疑ってみる。
「鋭い観察力」を手に入れる為には
「常識を疑う」マインドを持つことが
大切です。
「素直な心」で真っ直ぐに「ありのまま」を
観れば、今まで常識と言われてきたことが
「どこか、おかしくないか?」
「少なくとも、今回のケースには
この常識は当てはまらないなぁ?」
と「常識にとらわれない観察力」を手に入れられます。
「常識」には下記3つがあります。
1)洗脳による「常識化」
洗脳と聞くとドキッとするかもしれません。
しかし、ここで言う「洗脳」は
拷問にかけたり、カルト集団による強制的な洗脳
ではなく、世の中全体から私たちが自然と受けている
「洗脳」のことです。
例えば、学校を卒業したら就職して働くのが
「当たり前」だ、とか
学校は4月から始まるものだ、等々です。
つまり、長い間に習慣化し世の中に「常識」として
定着していることです。
世の中のシキタリや伝統・文化は価値あるものですが
全てを何も考えず、
「そんなの常識だろ!」
の一言で、受け入れてしまうのは危険です。
世の中の「当たり前の常識」も一度は、素に返って
もう一度、観察し直してみると
大きな発見やイノベーションを起こすキカッケ
になることもあります。
2)慣れによる「常識化」
あなたの「腕時計の文字盤」を実物を見ずに
紙に書いてみて下さい。
おそらく90%以上の人が、毎日何十回も
見ている「腕時計」を正確には書けないと
思います。
これは、人の頭脳のRASによる省力化の
せいでもありますが
人間は、慣れてしまうと「それが当たり前」
になり、時代が変わっても
「何も考えずに、古い常識」を続けて
いたりします。
この「慣れる」ことも「鋭い観察力」を
養うことの大敵です。
天才的な「観察力、洞察力」の持ち主である
名探偵シャーロック・ホームズが
ある時、助手のワトソン君に
「ホームズは、なぜそんな観察力と推理力が
あるんだい? 普段なにかトレーニングでも
しているのかい?」
と聞かれた時
▽ホームズ:
「ワトソン君、きみはこのアパートに住んで
数十年経つよね、おそらくアパートの
階段を上り下りした回数は何万、何十万回
だろうね。」
▲ワトソン:
「そうだね、数万回は上り下りしてるだろうね、
それが、観察力、推理力と何の関係があるんだい?」
▽ホームズ:
「それなら、君は、階段が【何段あるか】
知っているかい?」
▲ワトソン:
「分からんね、気にしたこともないし・・・」
▽ホームズ:
「17段だよ。普通は「当たり前過ぎて
気にも留めないことが気になるんだ。
それが、僕の観察力の源かもしれない。」
こんな会話をしていた記憶があります。
※勿論、ホームズは作家コナンドイルが
生み出した架空の探偵ですから、作家が
こう言わせたんですが・・・
また、TV相棒の主人公、水谷豊演じる
特命係の杉下右京の口癖に
「細かいことが気になるのが僕の悪い癖」
というものがあります。
何ごとも、解決したい課題や問題が発生した時は
今まで「慣れで常識化」している事も
ゼロリセットすると「観察力」が研ぎ澄まされ
新たな気づきが得られます。
3)権威による「常識化」
権威者とは、その道の専門家で第一人者を指します。
例えば、ノーベル物理学賞を受賞した
学者さんは、その道の権威でしょう。
世間の多勢が
「あの人の言う事なら間違いない」と
信じている存在です。
ですから、権威者の言う事は、多くの人々が
信じ常識化しがちです。
「権威者」☞「絶対的に正しい」☞「常識化」
こんな流れが世の中を支配します。
例えば、今で言えば
新型コロナ対策の「専門家会議」は
感染症の権威の集まりで政府が公式に
認めているので
「80%人との接触を減らせば、
コロナ・ウィルス感染は収束する。」
と言われると検証もせずに
「正しい」と一般人は信じ込みます。
(まあ、正しいのでしょうけど)
しかし、権威者も神ならぬ「生身の人間」ですから
間違いや判断ミスもするものです。
あなたが尊敬し信じている「権威者」の言う事は
基本的に信じるべきですが
最終的には、あなた自身の「頭と感性」で考え
観察し、判断するべきです。
少なくとも、権威者の言うことを
常に「鵜呑み」にすることは避けた方が無難です。
天才物理学者アインシュタインも
「【常識】とは、18歳までに身に付けた
【偏見】のコレクションである。」
と名言を残しています。
新しい課題や問題を解決したい時は
様々な「常識」や「思い込み」を、
一旦、ゼロリセットし、真っ新な素直な気持ちで
問題を「鋭く観察する」習慣をつけると
大きな発見が得られます。
次回は、
あなたが幸せに成功する為に
【鋭い観察力】をマスターする
ための方法、第二弾をお贈りします。