夜逃げの晩に自殺を思いとどまったのは・・

はじめまして！

【幸せな成功】を呼ぶラッキーマンと申します。



私は、かつて父親が事業に失敗し借金を
背負った挙句、実家を抵当に取られ一家離散、、





住んでいた家の家財道具に「赤紙」が張られ
夜逃げ同然で引っ越し、





四畳半のオンボロ木造アパートに生まれて始めて
一人暮らしを始めました。





真冬の凍るような寒いその晩に、

狭く薄汚れた部屋の裸電球をジッと見ていると、
不覚にも涙が留めも無く流れ精神的におかしくなり、


気が付くと
ガス管をくわえ自殺しようとしていました・・・


ただ、天然ガスだったため、むせついただけで
一命は取り留めましたが・・・

「これから先、何をどう考え、何を頼りに生きて行けば
良いんだろう・・・」

信頼し、尊敬すらしていた父親に裏切られ、住む家を失い
大きな「価値観」を喪失した私・・・




その時、救ってくれたのは、友人の様な付き合いを
してくれていた３つ年上の会社の先輩でした。

彼は、何も言わずとも、私が衝撃的なショックを
受けていることを察し、飲みに誘ってくれ

半べそをかきながら事情を話すと、彼は

「本当に辛かったな。でもまだ命もあって、
健康で、仕事もあるんだから、

考え方ひとつで、お前なら

【何とかなるし、何とか出来るよ】

お前より悲惨な目に会っている人は
この瞬間にも沢山いるよ。

何より、お前ひとりじゃないんだから

数年後には、笑って話せる日が必ずくるさ」

優しい笑顔で、こう言ってくれ、本当に救われました。

彼が、スーパーヒーローの様に輝いて見えました！







人生で「悲惨な出来事」に出会うと

「なんで、俺だけがこんな目に会うんだ？」

と世の中で一番不幸なのは自分だけで
周囲の人は、全員幸せ一杯、に思えてしまうものです。

しかし、どんな壮絶な状況でも、
もっと大変な人はいるし、

ましてや「自分一人が不幸」などということは
決してありません。

後々、この経験が大いに活きてビジネスマンとして
成長出来たと思っています。

その後も、数々の困難に出会いましたが、
この「家を失った」経験から、多少のことでは
ビクともしない度胸を持てたと思います。

「たった今、最悪だ、不幸のどん底だ・・」

と思っても、将来それが大成功のキッカケになることは
良くあることです。

「塞翁が馬」　
（脚注1）

「禍福は糾える縄の如し」
（脚注２）

とは、よく言ったものです。

あなたも、たった今、辛い状況だったり
思う様に夢、目標が達成出来ずに悩んでいたとしても

その苦しさに真正面から向き合い立ち向かえば
必ず将来の大成功の糧になるはずです。

困難や失敗こそが、人の器を大きくし、成功へのステージ
へと押し上げる原動力なのかもしれません。

そう、まさに

「失敗は、成功のはじまり」なのです。

今回は、親父がもたらした「悲惨な事態」を
ご紹介しましたが、

次回以降は、恥ずかしながら、私自身の大失敗
をご紹介して、あなたのビジネスや人生の悩みに
少しでもお役に立てればと思ってます。

注1：塞翁が馬
《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》人生の禍福は転々として予測できないことのたとえ。「人間万事塞翁が馬」
[補説]昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人の馬が胡(こ)の地に逃げたが、数か月後、胡の駿馬(しゅんめ)を連れて帰ってきた。その老人の子がその馬に乗り落馬して足を折ったが、おかげで兵役を免れて命が助かったという故事から。 （出典：デジタル大辞泉）

注２：禍福は糾える縄の如し
禍福は糾える縄の如し

かふくはあざなえるなわのごとし

人間の幸福と不幸は、より合わせた1本の縄の表裏のように、交互に来るものである。災いが転じて福となり、福が転じて災いとなることがあるもので、人の知恵で計り知ることはできないというたとえ。

〔類〕吉凶は糾える縄の如し／人間万事塞翁が馬／良い事の後は悪い／楽は苦の種　苦は楽の種
〔出〕史記（しき）
〔会〕「世の中は分からないもんだね。角の家に車が飛び込んで、たいへんな騒ぎだったけど、多額の弁償で、左前の商売が持ち直したんだって」「まったく、禍福は糾（あざな）える縄の如（ごと）しだね」
（出典：Imidas）