「完璧主義は失敗し、未完主義が成功する」なぜ?
「テストには、準備を完璧にして臨みなさい!
そうすれば、満点を取れるから!」
私たちは、小学校から大学まで、
先生に、何度
「準備は完璧に・・・」
と言った指示を聞い
てきただろうか?
はっきり口に出さなくとも
親も先生も
◎「完璧な準備をして100点満点取った子は、良い子」で
✖「遊び惚けて一夜漬で60点は、ダメな子」
という扱いを受け、
「完璧な準備」=優秀で良い子
ビジネスの完璧主義は成功しない。
しかし、
ビジネスの世界では
「完璧主義者」は、成功しない。
なぜか?
「その商材を売りに出すっていっても
✖「ちょっと待ってよ、
まだ準備が完璧じゃ無いし・・・」
✖「あのサイトを作るには、
マーケティングの勉強をしてからじゃなきゃ!」
など
✖「~してから、じゃないと無理・・・」
✖「~を準備してから、やる」
という言葉は
「結果が出るのが怖いから逃げているだけ」
の場合がほとんどだ。
そう、実際に自分の作った商品を世の中に
売りに出せば、結果が出る。
「売れるか、売れないか・・・」
二つに1つである。
✖「~~してから、、、」
では、いつまでたっても「結果」や「反応」
が分らず「次への対策」が打てず
いたずらに「時間ばかり経ち」
せっかくの「良いアイデア」も
ライバルに先取りされるか、
時代遅れになってしまう。
何より「準備している間に
✖あなた自身のモチベーションが下がり
当初のやる気が無くなってしまう。
まさに
『鉄は熱いうちに打て!』
である。
そもそも、
私たちが「もう少し準備して完璧になってから・・・」
の「完璧」とは、何を指しているのだろうか?
私自身も、完璧を目指し準備した経験はあるが
次から次に
「まだ足りない、もう少し入念に準備して・・・
となり
【完璧は、永遠に来ない】
そう、私たちの「完璧」とは妄想に過ぎないのだ。
但し、何でもかんでも
ドン・キホーテよろしく
無鉄砲、無計画に突き進め、、
と言っている訳ではない。
少なくも、あなたの中に
「コレは、行ける!」
というヒラメキとイメージがあれば
即座に、
「やってみる。」ことだ。
つまり、
世界一のアイデアで市場に出ていないモノより
凡庸と思っても、実際に売ってみて
お客様の評価を得たアイデアの方が価値がある訳だ。
あとは、
☆「自分なりの締め切り時間」を決めておく
と良い。
案件のスケールや内容によって
実際に売りに出すまでの時間は異なる。
かつて、出来るお客様から教えて頂いたのだが
「3の法則」というのがある。
決断するまでの時間は
「3秒」
「3分」
「3日」
の3種類だ。
というもの。
3日以上かかるモノは、プロジェクト級の
スケールに限定される。
最も重要なのは
「いつまでも、準備に時間を掛け
完璧主義にならず
未完成でも、とにかく「今の実力」で
世の中にデビューさせること」
である。