あなたが成功するには「即決」か「熟慮」か?
「即決」と「熟慮」のどっちが正しいのさ!!
▽「即断即決が成功の鉄則!」
って人と
▲「拙速はいかん、熟慮して
決断すべし!」
と「真逆のこと」を言う人がいるけど
結局、
▽「スピード重視の即決」か
▲「腰を据えた熟考」の、
どっちが正解なのさ!
今日は、いきなり「ヒネクレマン」の疑問に答えます。
私の考えでは、
ケースバイケースながら、
ビジネス、商売上のことは、ほとんどの場合
[先延ばし]は百害あって一利なし。
で「いま決めるべきこと」を明日、明後日に「先延ばし」することは
物事をやり遂げ、成功することから、どんどんと遠ざかることを意味する、と考えます。
なぜなら、ビジネスや商売は、多くの場合
ライバル、競合がいて、あなたが決断しないで「先延ばし」に
している間にライバルにその果実を取られてしまうからだ。
例えば、あなたが住み替えを計画し、二千万円以下の中古のマンションを
ある特定地域で、一生懸命探していたとしよう。
半年かけても、なかなかピンとくるズバリの物件が見つからず
苦労した、、、
その結果、今日「これは良い!!」と思う物件と出会ったら
「即断即決」して、その場で内金を支払い契約する、くらいの
即断力が無いと、他のお客さんに先に取られてしまうのがオチだ。
その業界や、ビジネスプロジェクトを研究、実践、体験し尽くし
ある程度、自分の感覚や相場観があるなら、
あとは己の直観に従って「ピンと来たら、その場で即決しないと」
チャンスは、すぐに逃げてしまう。
まさに「チャンスの女神は前髪で掴め!」である。
ライバルの存在以上に恐ろしい影響を持つのが
「環境の変化」である。
現代は、猛烈なスピードで社会全体が「動き」
刻一刻と「状況が変化」している。
今日は、正しかった判断が
明日になると、環境(状況)が変化し「不要」になったり
「不正解」になったりすることはザラにある。
極端な事例だが
リーマンショック前日まで「最高値」の某社株式を
全部売れていれば「億万長者」だが
翌日の大暴落時点では「ホームレス」ということだって起こり得る訳だ。
世界一の富豪になったことがある。(勿論、孫正義氏が所有している
ソフトバンク株が高騰していたからだ)
その当時は
資産が数兆円になり
正直「もうお金は見たくもないし、お金の話はしてくれるな、、
お腹いっぱいで、食傷気味というか、もうお金はいらない!」
と心底思ったそうだ。
百分の一になった時は、青ざめて会社倒産の危機になり
株主や世間から、「詐欺、ペテン師」と、ほとんど犯罪人呼ばわれされ
「お金が欲しい!!」と、バブル前と「正反対」の心境になった。」
と言っている。
つまり、株式投資、不動産投資などの金融投資に極端に分かり易い
事例が出るが、ビジネス全般に亘り
「時は金なり」で
「即断即決、タイミングが命」のことが圧倒的に多い訳だ。
一方で、人生諸般、何でもカンでも「即断即決」が良くて
「先延ばし」は、絶対的な悪か? というとそうでもない。
特に「芸術的な創造」の分野や
「学術的な難題」の解を探し求めている時などは
そもそも本質的に「即断即決」が出来ないので苦しむわけだ。
新しい「ビジネスアイデア」を生み出したり「創造的なイノベーション」を起こそうとしている時も、ある程度の時間が必要だ。
こうした場合は、課題を「先延ばし」して
「寝かせている間に、無意識が解決してくれる」
ことも、しばしばあるだろう。
更に、ビジネス上のことでも「拙速」と、正しい自主的な「即断即決」は
似ている様で「全く性質が異なる」
つまり「拙速」(愚かに即決めてしまい失敗すること)
は、その決定したことや周辺の業界、状況について
深い研究や体験、実績も無いのに
「何となく気分だけで、かつ皆がそう言うからと
【流される様に】決めてしまう」ことだ。
自主的な「即断・即決」とは
「拙速」と真反対で
・その業界や分野を長く研究し、実践体験もし、実績もある状態で
・「ピンと来たら」そのタイミングを逃すことなく
誰がどんなに反対しても、自らの強い意志で「決断」することだ。
万が一、これで失敗しても、納得出来るし、回復も早い。
【「先延ばし」して良い場合と、ダメな場合】をまとめると
・ビジネスや大よその人生諸般については
自主的な正しい「即断即決」こそ成功を導く鍵である。
↕ ↕ ↕ ↕
・但し、ビジネスアイデア創出、革新的ビジネスや芸術や学問の分野、および達成までに数年、数十年をかける長期プロジェクトなどで、煮詰まり結論が中々出ない場合は 逆に、取り合えず「その課題、問題の解決」は先延ばしし
「寝かせることで、潜在意識に解決を委ねる」ことも有効な方法である
場合もある。
◆「先延ばし」する場合でも、そうせず「即断即決」する場合でも
「自ら考え、感じ取り、自分の意思で決断する」ことが
「幸せに成功する」ためには極めて大切な事である。
◎成功者は、自らの人生は、自らの責任と気概で、切り開き
✖失敗者は、常に「他者や他の状況」に依存し、責任を転嫁し
言い訳し人生の幕を閉じる。
あなたには、是非とも成功者の気迫と気概、自主性を持ってもらいたい。