ビリ営業だった私がトップになれたのは「王国」を作ったから!?
ダメ営業が一流になるには
「あなたの王国」を作れ!
「お前、今月も売上ゼロか!!」
しょうもないな・・・
営業だけじゃなくって、何をやらせても
ミスばっかりで、使いモノにならんわ!」
私が入社2年目でスランプだった時・・・
上司から怒鳴り倒され、完全に自信喪失し、
「やっぱり俺は営業には向いていないんだ・・」
と、うつ病直前まで心を病んでいました・・
◆数十年後の今では「数十億円」の商談も涼しい顔で
決めているので、新人に当時の話をすると
マジで驚き「信じられません、、そんな状態から
どうして、営業が好きになり、天職だと思える様に
なったのですか???」と聞かれます。
◆私が一円も売上を上げられず、その他の業務でも
ミス連発で、怒鳴られるは、周囲からは馬鹿にされるは、
自己嫌悪に陥り、更にミスを繰り返す・・・
という悪夢の様な「負の連鎖」にハマり、
落ちこんでいた時・・・
尊敬するトップレベルの先輩のA営業マンと、
飲みに行った時の一言がキッカケで、
悪夢から脱出し、上昇気流に乗れたのです。
数十年経った今でも、忘れられない「その一言」というのが
Aさん▼「神城君、色々悩んでいるみたいだけど
★【自分だけの王国】★を作る
様にしたら良いんじゃない?」
というものでした。
私は、すかさず
▽私:
「【自分だけの王国】って何の事ですか???」
と聞き返すと
▼Aさん:「他の人には出来なくて、
君だけが出来る【得意技】を一つだけ作り上げることだよ」
▽私「私だけが出来る【得意技】??
まだ良く分かりません・・」
▼Aさん
「何でも良いんだけどね・・
まあ、若干の条件はあるけど。
分かり易く、実際にあったエピソードを話すとね」
と前置きし、A先輩は、自分の体験を一気に話出してくれた。
「僕がアメリカ駐在していた時に
『何が何でも落とせ!』
『仕事を取れなきゃ、日本に戻ってくるな!』
とまで、日本本社に至上命令を出された
最重要顧客がいてね、
毎日、毎日、営業訪問したんだけど
そのお客様のキーパーソンである工場長が、
気の難しい癖の強い人で、社内でのニックネームが
【強面(コワモテ)部長】
だったくらいなんだ・・・
なので、最初は全く相手にされず、何度、戸を叩いても
どんな提案をしても「完全無視の、門前払い・・・」
私は一計を案じ「ゴルフに誘ったり、お酒に誘って
寝技で、まずは仲良くなろう」と努力したんだけど、
このコワモテ工場長は堅物で
「ゴルフ、酒、女」は一切しない
無趣味の仕事一徹オヤジ
だったので、余計に煙たがられ、流石の私も
途方に暮れたよ。」
〇「その後、どうなったんですか??」
▼Aさん
「ウン、それでも諦める訳にいかないから
口も聞いてもらえなくとも、毎日営業訪問してた・・・
流石に「もう来るな、とは言われなかったんで・・」
そんな時、フッとしたことから、コワモテ工場長が
PC操作で、困っている、
ことに気が付いたんだよ!」
▼Aさん
「そこで、私はPC操作を猛勉強して、ある時何気なく
コワモテ工場長に
『そこのPC操作はこうやると速くて便利ですよ』
と、軽くアドバイスしたんだ。」
〇「それから、どうなったんですか???」」
▼Aさん「コワモテ部長は『そんなに言うなら、お前がやって見ろ』
とPC操作を私にやらせてくれたんだ。
そこで『ココゾ、チャンス』と渾身の集中力で
PCに向かい、問題をクリアーしたんだ。」
〇「なるほどね、、その後は、どうなったんでしょうか?」
●「それからというもの、強面工場長はPCの事で困ったら、
『必ず俺を呼び出す』様になったんだよね。
そうなれば、自然と色々な話もするし、何より
私にしか出来ない技を持っている、
とコワモテ部長から評価されたから「信頼関係」が
徐々に強くなってきて、
三か月後に大型商談を任される様になったんだ。
これ、ドラマみたいだけど、本当の実話だよ。」
〇「なるほど、つまり先輩は日本でも、例えば
『PC操作のプロ』になれば、周囲から
『一目置かれる存在』になれる、って事を
仰りたいのですね?」
●「まあ、そういうことだね。」
〇「でも、僕なんか、PC音痴だし、無理ですね・・・」
●「【君だけの王国】は
何も、PCに限らなんだよ!」
〇「と言いますと??」
続きは、次回のお楽しみに!