酒席の【愚痴】は【宝の山】
「うちの嫁も娘も、俺を完全に無視するんだ!!」
「昨日も、俺が仕事でドロドロに疲れ切って
帰宅して、俺が玄関口で戸を開けた瞬間、
嫁も娘も、リビングからサッと逃げ出し自分の部屋に
こもりやがった!!
ふざけるな!!
誰の稼ぎで、生活してると思ってんだ!!(怒)」
なんて「仮面夫婦」の愚痴を酒の席で聞いたことってありませんか?
それとか
「ウチの会社はどうかしてるぜ、、
逆立ちしても
出来っこない「営業売上目標値」を予算化しやがって!
頭がイカレテルとしか思えないね・・」
とか、会社や上司に対する愚痴は毎晩のように
赤ちょうちんで、叫ばれているんじゃないでしょうか?
◆こういう酒席の愚痴は、聞いていて疲れるし
ネガティブな話なので、あまり聞きたくないし
話題を変えちゃおうとしますよね。
でも、ちょっと待って下さい。
酒の席での「愚痴」は、見方を変えれば
「本音で困っていること」「悩み」で
何度も長期間にわたり「同じ様な愚痴」を言っている人が複数いるとしたら、
その「愚痴」は
大きなビジネスチャンスなんです。
なぜかと言うと
「ビジネス」の本質は
「悩み」「不平不満」「問題」を【解決】してあげる事によって
お客様が笑顔になり「喜んでお金を払って」頂けること、だからです。
ですから、友人や会社の同僚が「愚痴」を言い出したら
✖「面倒くさいなあ、話題を変えよっと!」
じゃなく
◎「ビジネスの元になる「愚痴」かも!
じっくり聴いてやろう。」
と「ビジネスマン」の観点から愚痴を聞き、解決策を模索すると
楽しい「酒席」になること間違いなし、です。
この時、愚痴を言っているお相手を非難したり責めてはダメです。
反発するでしょうし、より深い「愚痴」の本質を言わなくなっちゃうからです。
最初は徹底して「お相手の愚痴」を聴き、出来るだけ深く広く
「愚痴」の背景や原因を聞き出すようにして下さい。
お相手は「愚痴を聴いて欲しい」「俺の辛さを分かって欲しい」
と思って愚痴を放っている訳ですから、
共感しながら傾聴すれば、必ず「悩みの深い原因、背景」まで
話してくれるはずです。
例えば、冒頭の「仮面夫婦」の場合、
深く聴いていくと
「旦那様の方にも、それなりの原因」があることが多いんです。
しかも「なぜ奥様側が、強い拒絶感」を持っているのか?
この原因が分かっていない場合がほとんどです。
もし、奥様と虚心坦懐に
「なぜ、無視するのか?」
「何がそんなに不満なのか?」を
聞き出せれば「改善」出来る可能性も大いにあります。
つまり「夫婦」でも「会社の上司」との問題でも
煎じ詰めれば「人間関係」にあり、
かつ双方の「コミュニケーション」能力に問題が
あって、きちんと「本音」を伝い合えていない事が多いです。
ということは
「人間関係力」~壊れた夫婦の関係性を修復するコミュニケーション力~
とかの講演をしたり、情報商材を売れば(内容が良ければ)
大ヒットするポテンシャルを秘めている、、訳です。
ですから
酒席で「愚痴」が始まったら
「チャンス!!」と思って
愚痴っている人の話を良く聴き
深い原因を引き出す様にしてみて下さい!
思わぬ「大ヒット」の元(=宝の山)が飛び出すかもしれませんよ!